【SILVER CONCHO】Type:CLASSIC シリーズについて
いつも当店のInstagramやオンラインストアをご覧いただきありがとうございます!本日は、当店の看板モデルの1つである【SILVER CONCHO】Type:CLASSIC について詳しくご紹介させていただきます。
【SILVER CONCHO】Type:CLASSIC

基本のデザインはクラシックかつシンプルに。そこから着用していくことでストラップが育ち、エイジングによって魅力がどんどん増していくような素材や仕立て方を採用しました。エイジングが魅力の「レザー」と「シルバー」という素材。それらを適切に扱い快適に永く使えるストラップとするための「技術」。この3つが掛け合わされ生まれるハンドメイドストラップです。



このページではこのストラップのディテールについて詳しくご説明させていただきますので、是非ご覧いただければ幸いです。
◆メインレザー
ベルトの印象を決める重要なメインレザー。シルバーコンチョとともにエイジングを重ね魅力が増していくような革を世界中より厳選しました。
①ブラック

G-SHOCK用ベルト 【SILVER CONCHO】Type:CLASSIC ブラック
ブラックは、イタリア・MARYAM社のホースバット(馬の臀部)を採用しています。馬革の中でも繊維密度の高い臀部(お尻部分)を植物タンニン鞣しでじっくりと時間をかけて作られた革なので、馬革らしい柔らかさだけでなく適度なコシも兼ね備えます。そしてこの革はいわゆる「茶芯レザー」なので、ご使用になるにつれ、よく擦れる部分の黒が剥げて芯の茶色が露出していくエイジングが楽しんでいただけ、シルバーとともに革を育てる感覚を味わっていただける革です。


対照的に黒い部分は、革に内在するオイルが馴染むことで艶感が増し色も深くなっていきます。この「黒」と「茶」のコントラストが自分だけのエイジングとなり一層愛着のわくストラップへと育っていきます。
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②ナチュラル(ヌメ)

ナチュラルには、ハーマンオーク社のタンニン鞣し革「ツーリングレザー」を使用しています。染色が施されていない、いわゆる「ヌメ革」ですので、使い始めの明るいベージュ(生成り)から飴色と経年変化し、また使い込むほどに深みのある鈍い光沢が生まれます。

またこのナチュラルに関してのみ、表面、裏面、芯材に至るまで、すべてにハーマンオーク社のツーリングレザーを使用した「オール・ツーリングレザー仕様」となります。 後述しますが当店基本的には、裏面には防水革を、芯材には伸びに強い革を使うなど「適材適所」がモットー。でもこのベルトだけは究極のエイジングをご提案したかったのです。(裏面は傷んだ場合交換修理も可能です)

すべての層に同じ素材を使用しているからこそ、その断面(コバ)は丁寧に磨き込むことでまるで一つの塊のような一体感と美しい艶を見せてくれます。ここから使い込むほどに全体が飴色に経年変化し一体となって馴染んでいく感覚は、このオールヌメ革仕様ならではの醍醐味。
③キャメルブラウン

アップルウォッチ用ベルト【SILVER CONCHO】Type:CLASSIC キャメルブラウン(スエード)
次はキャメルブラウン。イギリスのC・F・STEAD社が製造する「スーパーバック」と呼ばれるスエードで、他社のスエードに比べ毛足が短くキメが細かく目の詰まった上質な起毛が特徴。特にこのキャメルブラウンは、スエードらしいラフでビンテージな雰囲気を持ちながらどこか上品さも感じられ、シルバーコンチョとの相性も抜群。

前述の2種類の革に比べると大きな経年変化は少ない革ですが、徐々に色が濃くなり所々汚れなどで黒ずんでくることでさらにビンテージ感が増していきます。そのため綺麗目な時計よりもミリタリーウォッチやダイバーズウォッチ等のツールウォッチとの相性が特にいいと感じています。
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◆シルバーコンチョ

次はこのベルトの最大の特徴ともいえるシルバーコンチョ。このコンチョはすべて当店のベルトとために開発したオリジナルの特注仕様。銀職人の手によって1点1点燻し/磨き加工が施され、12mmと収まりの良いサイズながらもベルトの上で美しい陰影を放ちます。また裏側に伸びる2本の爪によってしっかりベルト内部で固定され、使用中外れる心配もありません。

2本の爪を折り曲げて固定します。(この爪は革の内部に埋め込みますので、ベルト裏面に露出しません。)

このコンチョが、手元から時計がさりげなく覗いたときにしっかりアクセントになってくれることで、装着した時計やコーディネートをグッと格上げしてくれます。またコンチョの位置と数はご注文の際にご選択いただけるようになっております。ちなみに一番人気はこの本体横に1個ずつ、計2個のコンチョを使用した「パターンB」のデザイン。このシリーズのご注文の全体の8割を占めます。

ブラスコンチョ(真鍮製)バージョン。こちらも上記同様にご注文の際にお選びいただけるようになっていますので、お好みに合わせてご選択ください。
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◆裏面ツェルマット(ナチュラル以外)

肌に当たるベルト裏面には、フランス産の「ツェルマット」という革を採用しています。エルメスなどでも採用されるライニング専用革で、一番の特徴は「防水性の高さ※」。革でありながら水が内部にしみこみにくいため、腕時計ベルトの天敵ともいえる汗による劣化を防いでくれます。また触った感触もサラッとして柔らかいので、ベルトを腕にはめたときに非常に心地いいのも特徴です。(※)完全防水ではないので、汗などで濡れた場合は放置せず拭き取りや乾燥を心がけてください。(裏面は傷んだ場合交換修理も可能です)

しっかりと水をはじきます。
◆立体成型

通常市販されている腕時計ベルトは、地面に対して平行のまっすぐなものが一般的ですが、当店のベルトは波状に仕立てた「立体成型」で作られています。ベルトの各部位によって厚みに違いを持たせつつ(菅元:厚 ⇒ 剣先:薄)、手首の形状に沿うようにカーブをつけながら仕立てることで、着けた瞬間から心地よい装着感を味わっていただけます。
◆コバ仕上げ

コバというのは、革を張り合わせたベルトの側面(断面)の部分を差します。基本的にどんな革製品でもコバがあるのですが、その出来栄えは製品の質(見栄えや耐久性)を大きく左右するので、革業界ではよく「職人のこだわりが最も出る部分」などと言われたりしますね。

この「コバ」の仕上げで最もポピュラーなのは顔料でコバを覆う「顔料仕上げ」ですが、当店で採用しているのは「染料+蜜蝋仕上げ」。前者は顔料をコバに乗せて着色するため経年で「割れ」や「剥がれ」などの劣化が起こりますが、後者はコバ表面に染料を浸透させ着色を行うので上記のような劣化は起こらず、コバを塗料で覆い隠さないことで革本来の風合いも残ります。この過程で熱ゴテで蜜蝋を革表面に溶かし入れて蝋と熱でコバを硬く締めていますので耐久性もあり、多少の水分は寄せ付けません。顔料仕上げに比べ工程も多く時間も要しますが、その差は歴然です。(※ナチュラルは未染色の磨き仕上げです)
◆ハンドステッチ

クラシカルな雰囲気を出すため、ステッチを全周には入れずあえてポイントで負荷のかかる部分にだけハンドステッチを入れています。台湾産のリネン(麻)糸で、カラーはホワイトが経年で焼けたような生成り色のものを採用しました。リネン糸は風合いがいい反面毛羽立ちが起きやすいのですが、使用するリネン糸はワックス加工がされており毛羽立ちが起きにくく耐久性にも優れています。
以上、【SILVER CONCHO 】Type:CLASSICシリーズのご紹介でした。シンプルな側も素材や仕立ての良さを存分に感じられるストラップになっていますので、愛用の腕時計のカスタムに一役買ってくれるでしょう。是非ご注文・お問合せをお待ちしております。

