【SILVER CONCHO】シリーズ・シェルコードバンモデルについて

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FLANGE STRAPの東海林です。

本日は【SILVER CONCHO】シリーズより、新作コードバンモデルについて紹介させていただきます。

早速ですが、こちらはアップルウォッチに各色のベルトを合わせた写真です(当店では、通常の腕時計からアップルウォッチまで各種対応しております!)。左から、ネイビー・ブラウン・ブラックとなっており、エイジング前ではありますがコードバンらしい深みのある光沢が見て取れますね!派手すぎないデザインですので、カジュアルからフォーマルな装いまで幅広く合わせていただきやすいかと思います。

こちらの着用写真では、アップルウォッチ40mmに【ブラウン】を合わせています。コンチョがさりげなく効いていて目を引くのではないでしょうか。(コンチョの位置や数はご注文時に選択可能です。)

この記事はこのベルトの特徴や魅力をお伝えする内容となっており、
1.ホーウィン社シェルコードバンとは
2.今作のベルトの特徴

おまけ.シェルコードバンのケア方法
といった流れにて書かせていただきます。

まずは「1.ホーウィン社シェルコードバン」について。

なんといっても今回の新作のポイントはこの革「ホーウィン社のシェルコードバン」を使用していることです!ホーウィン社はアメリカ・シカゴにある100年以上の歴史を誇る世界的なタンナー。当店でも使用する「クロムエクセルレザー」でもお馴染み、革好きなら100%知ってるといっても過言ではないほど有名なタンナーです。このホーウィン社が作る「シェルコードバン」はコードバンの中でも”最高級品”と評され、そもそもが高級皮革であるコードバンにおいても別格の扱いを受けます。実際、革を仕入れてみてその値段の高さに若干引きました。一般的な牛革の〇倍…(汗)

なぜ”最高級品”なのかというと、シェルコードバンはホーウィン社で代々受け継がれる昔ながらの製法でなんと6か月以上もの期間をかけて作られているのだそう。細かな工程こそ割愛しますが、長い時間をかけて熟練の職人の技術によって生まれるシェルコードバンは、
・重みのある光沢感が特徴のエイジング
・じっくり含ませたオイルによる、しっとりと吸い付くような肌ざわりと柔軟性
・職人の手染めによる、ワイルドで深みのある色調

こういった唯一無二の魅力を兼ね備えた革となるわけです。

一般的にコードバンというと「光沢」のイメージが強いですが、シェルコードバンは余計なコーティングを施さず革本来の自然な表情を大事にした革なので、最初は少し柔らかめな光沢感です。そこから、ご使用に伴う摩擦などで革表面の繊維が寝ることで徐々に深みのある光沢が現れるので、じっくりとエイジングを楽しみながら是非育てて頂きたい革です。


ではこのシェルコードバンを用いてどのようなベルトに仕立てたか、次の「2.今作のベルトの特徴」でご紹介します。

2.今作のベルトの特徴

【仕立ての特徴】

まずこの【SILVER CONCHO】のシリーズには、同じホーウィン社の”クロムエクセルレザー”を使用したモデルが既に存在しており、写真右がそのクロムエクセルモデル、左が今回のシェルコードバンモデルです。前者はポイントハンドステッチのみでカジュアルな雰囲気なのに対し、後者は全体を革と同色のステッチで縫い上げ、すこしフォーマルな雰囲気を意識しました。これにより今作は、シンプルなドレスウォッチなどとも相性が良くなったのではないでしょうか。

【裏面の素材】

肌に当たるベルトの裏面には、こちらも定評のあるライニング専用レザー「ツェルマット」を採用。防水/耐アレルギー仕様の革ですので、汗をかく夏場にも安心してお使いいただけます。このツェルマットという革はさらっとした質感で肌触りもよく、また柔軟性にも優れているので、コードバン特有の革の硬さをうまく中和してくれて着け心地を向上させてくれます。
また、こちらのベルトは最大5枚の革を重ねて成型しているのですが、4枚目までにステッチをかけ、その後5枚目にあたる裏面の革を貼ることで、ステッチやコンチョの爪が肌に当たるのを防ぎます。

【立体成型】

また形状にも特徴があり、市販の時計ベルトは大半がフラット(平ら)なのに対して、こちらのベルトは手仕事ならではの「立体成型」にて製作しています。これは組み立て・縫製といったベルトの製作過程でベルトを湾曲させて仕立てていく製法で、ベルトの菅元(取り付け部分)から1~5cmの箇所にカーブを施すことで、初めから程よく腕に馴染み、フィット感を高めてくれます。また、革に余計なテンションをかけないためベルトの寿命も伸ばしてくれる効果もあります。

それでは最後に「おまけ.コードバンのケア方法」についてご紹介します。

シェルコードバンは非常に潤沢にオイルが含まれておりますので、基本的にご使用から約1年間はクリーム等での保革は必要ありません。コードバンの自然なエイジングに任せ、時々柔らかい布やブラシで拭いてあげる程度でOKです。エイジング(光沢出し)を早めようと必要以上にクリームなどを入れてしまうと、反対に表面が曇ったような雰囲気となっていまいますので注意です。コードバンの光沢は、ご使用になるにつれて摩擦などで革の繊維が寝て革表面の凹凸がなくなることで生まれます。ですので、優しく拭き上げるだけで十分なのです。

いかがでしたでしょうか。シェルコードバンの魅力やそれを使用したベルトの拘りが少しでも伝われば嬉しいです!

≪ このブログでご紹介した商品 ≫
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