【SILVER CONCHO】Type:DRESS について

いつもご愛顧いただきありがとうございます。本日は【SILVER CONCHO】Type:DRESS について紹介させていただきます。

【SILVER CONCHO】Type:DRESSの特徴

「ホーウィン社製シェルコードバン」や「ワルピエ社ブッテーロ/ドラーロなど」の高品質レザーを使用 ー タンニン鞣し革の耐久性やエイジングによる経年変化をじっくりと味わえます。

特注の「SILVER925製コンチョ」によるアクセント ー 銀職人が1点ずつ燻し・磨き加工を施した特注のシルバーコンチョが打ち込まれており、手元を格上げするドレス感のあるデザインです。

「ツェルマット」裏革や「立体成型」が生み出す抜群の機能性とフィット感 ー 裏面には防水性と肌触りに優れた高級ライニングレザーを採用し、さらに最初から腕に馴染むよう湾曲させて仕立てることで、高い耐久性と快適な装着感を実現しています。

『Horween® シェルコードバン』について

シェルコードバン 透明感のある色調と艶感が特徴

コードバンタイプに使用しているのは最高級皮革として名高い『Horween® シェルコードバン』。タンナー(革製造元)はアメリカで100年以上の歴史を誇る世界的なタンナーである「ホーウィン社」で、革好きやUSA製品好きの方なら殆どの方が知ってるのではないのでしょうか?

「最高級レザー」の代名詞として、世界中の革好きを唸らせてきた『Horween® シェルコードバン』。その原皮となるのは馬の臀部(=お尻)で、その中でも最も密度が高く強靭な繊維を持つ部位のみが『Horween® シェルコードバン』に使われます。それを創業以来門外不出の独自の調合でつくられた自家製のタンニンとオイルを用いて、じっくりと浴槽に繰り返し漬け込むことなんと6ヶ月。さらに熟練の職人が1枚ずつ手染め加工を施し手間暇をかけて丹念に磨き上げることで深みのある色調と重厚な艶感が生まれます。こうして出来上がったシェルコードバンは、ご使用開始時点ではまだ完成ではなく、使い込むことによって繊維が寝てオイルが馴染むことで色も艶感も深く強く変化していく特徴を持ちます。

<装着例>

アップルウォッチ用ベルト【SILVER CONCHO】Type:DRESS ブラック(シェルコードバン)
G-SHOCK用ベルト【SILVER CONCHO】Type:DRESS バーガンディ(シェルコードバン No.8)

◆カウレザー「ブッテーロ」と「ドラーロ」について

カウレザー(牛革)タイプに使用しているのはイタリアの名門タンナー・ワルピエ社の「ブッテーロ」と「ドラーロ」。

ブッテーロ ブラック / キャメルブラウン

「ブッテーロ」はヌメ革の王様とも評される世界最高峰のフルベジタブルタンニン鞣しレザー。シェルコードバン同様に染料仕上げのため革の表情を活かした透き通るような表情で使い始めはマットな風合いですが、使い込むほどに艶(つや)が増していくとともに色も濃く深く変化していきます。

左から シェルコードバン、ブッテーロ、ドラーロ。同じブラックでも表情が異なります。

<装着例>

「ドラーロ」はそのブッテーロに型押し加工を施した革。ですので品質がいいのはもちろんのこと、他にはない独特のテクスチャーが目を引きます。また型押し加工の過程で熱でプレスし繊維が締められるためブッテーロよりもカチッとした表面で、色も濃い印象です。

アップルウォッチ用ベルト【SILVER CONCHO】 Type:DRESS キャメルブラウン(ブッテーロ)
G-SHOCK用ベルト【SILVER CONCHO】Type:DRESS ブラック(ドラーロ)
腕時計用ベルト【SILVER CONCHO】Type:DRESS ネイビーブルー(ドラーロ)

◆オリジナルSILVERコンチョ

このベルトの大きな特徴であるシルバーコンチョ。当店のベルトのためだけに型を起こした特注仕様で、銀職人の手によって1点1点燻し/磨き加工が施され、12mmと収まりの良いサイズながらもベルトの上で美しい陰影を放ちます。また接着でなく爪によってしっかり革に固定されるスタッズタイプのコンチョですので、経年で外れてしまう心配もありません。(後述しますがこの爪は内部に埋め込みますのでベルト裏面には露出しません。)

コンチョ裏面に伸びる2本の爪で革に固定します。

このコンチョが、手元から時計がさりげなく覗いたときにしっかりアクセントになってくれることで、装着した時計やコーディネートをグッと格上げしてくれます。またコンチョの数と種類(真鍮製もあり)はご注文の際にご選択いただけるようになっておりご自身のお飲みに合わせたカスタムが可能です。

その他仕様

◆裏面ツェルマット

裏面の革は腕時計ベルトの裏面は製品の「着用感」と「耐久性」を左右する部分ですので表革と同等に非常に重要であると考えており、当店では全品番で「ツェルマット」というライニング専用レザーを採用しています。

防水性に優れており水をはじくため、汗や雨でベルトが傷みにくい特徴があり、また柔らかくサラッとした肌触りなのでフィット感や肌あたりが良く、長時間の着用でも疲れにくい革です。余談ですが、このツェルマットはエルメスでもライニング用レザーとして度々採用されており、エルメス×アップルウォッチの純正ベルトの裏面もこの革ですね。(注)防水性が高い革ですが、湿気は革の敵なので外したらしっかり拭いてあげてください。

また、ベルトが完成したあとにコンチョを打ち込んでる(=既製品にコンチョを打てば同じものになる)と思われがちですが、実際はベルトを仕立てている過程で打ち込んでいます。そのため裏面にはコンチョの爪(裏革)はもちろん、縫い糸も露出しません。こうすることで肌あたりがいいのと、糸が汗を吸って革内部に入り込み革の劣化を早めることも防ぎます。

立体成型

これもまた当店全てのベルトに共通する特徴ではありますが、市販の時計ベルトは大半がフラット(平ら)なのに対して、当店のベルトは「立体成型」にて製作しています。これは接着・縫製といったベルトの製作過程でベルトを湾曲させながら仕立てていく製法で、ベルトの菅元(取り付け部分)から1~5cmの箇所にカーブを施すことで、初めから程よく腕の骨格に馴染みフィット感を高めてくれます。特にコードバンは革の特性として固めなので、立体成型によるフィット感向上は非常に心強いです。

◆コバ仕上げ

「コバ」とはベルトの断面(側面)のこと。この「コバ」の仕上げで最もポピュラーなのは顔料でコバを覆う「顔料仕上げ」ですが、当店で採用しているのは「染料+ワックス仕上げ」という方法。前者は顔料をコバに乗せて着色するため経年で「割れ」や「剥がれ」などの劣化が起こりますが、後者はコバ表面に染料を浸透させ着色を行うので上記のような劣化は起こらず、さらには熱ゴテでワックスを革表面に溶かし入れてコバを硬く締めていますので耐久性も抜群。その分工程も多く時間も要しますが、出来上がりは革の断面とは思えないほど堅牢かつ滑らかですので、是非体感していただきたいです。

いかがでしたでしょうか。シェルコードバンの魅力やそれを使用したこのベルトの拘りが少しでも伝われば嬉しいです!

腕時計用ベルト【SILVER CONCHO】Type:DRESS ブラック(シェルコードバン)