【SILVER CONCHO】シリーズについて

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この記事では、「SILVER CONCHO」シリーズの仕様や魅力についてご紹介させて頂きます。

こちらのベルトは、革や素材が持つ魅力をシンプルに生かしながら、あえて加工/装飾は控えめにしオーセンティックなデザインにこだわった時計ベルトになっています。
一方で、言葉で伝えたい拘りもたくさん詰まっており、しっかりとブランドのテーマでもある「語れる腕時計ベルト」になっていますので、是非チェックしてみてください!

こちらはアップルウォッチ(BK)に合わせてみたお写真です。表面からみるとハンドステッチがさりげなくポイントとなっており、裏面には今作の最大の特徴であるシルバー製コンチョが目を引きます。

なお、こちらのコンチョの位置や数はご注文時に選択して頂けるようになっていますので、お好みに合わせてアレンジが可能です。

①ホーウィン社クロムエクセルについて

まず革についてですが、革はアメリカ・ホーウィン社の『クロムエクセルレザー』を採用しました。とても有名な革なのでご存じの方も多いのではないでしょうか? ホーウィン社はアメリカで100年以上の歴史を持つ老舗タンナーで、そのホーウィン社を代表するのがこの『クロムエクセルレザー』です。(*写真のバーガンディは廃盤です)

80年以上前から続く伝統的な手法を用いて、牛脂や蜜蝋など数種類の油脂をブレンドした特性オイルをじっくりと皮革に浸透させながら作られます。そのため非常に油分が多く耐久性に優れ、ブーツ・鞄・財布・ベルト等幅広く使われる”ラギッド”な革の代名詞的存在です。(ちなみに、別のモデルで採用する「シェルコードバン」もホーウィン社の革です。)

②仕立て方について

今回は、ベルトの表革と裏革に同じ革を用いる通称「無双仕立て」という方法で仕立てています。一般的にはベルトの表革(=見た目)と裏革(=機能性)では素材に求められる要素が異なるため、別々の素材を用いることが多いのですが、クロムエクセルはその両方を兼ね備えているため無双仕立てが可能です。表革ではクロムエクセルのラギッドな雰囲気や経年変化を楽しんでいただき、裏革ではそのしなやかさや耐久性を実感してもらえる仕様になっています。

一方でクロムエクセルは油分が大変多い分、とても柔らかく伸びやすいデメリットがあります。特に時計ベルトのような薄く、横にテンションがかかるアイテムの場合は大変伸びます。それを防ぐため、表革と裏革の間に1mm厚の栃木レザー(タンニン鞣し革)を挟みいれることで伸びを防ぐのと同時に、時計ベルトとして理想的な硬さやハリを与えています。また、ハンドメイドの醍醐味ともいえますが、コバは丁寧に時間をかけて磨きこんでおり、堅牢かつ滑らかなコバに仕上がっています。

さらに、ビンテージ感を出すためあえて全周にステッチは入れず、菅元と剣先にのみポイントとしてハンドステッチを入れています。白だとパキッとしすぎていかにも新品感が出るので、あえて少し日に焼けたようなベージュよりの生成り糸を採用しています。

また細かなところですが、ベルトを縁取るように線(溝)を入れています。革細工では「縁稔(ふちねん)」と呼ばれる加工で、写真のように熱したコテで刃を押し付けて加工します。こうすることで、熱によってエッジの革が硬く引き締まり耐久性が増すのと、ベルト全体が縁取られることで見た目にメリハリが生まれます。

最後にもう一つこだわった点として、ワンポイントで打ち込んでいるアポロコンチョ型のスタッズには、『SILVER925製』のものを使用しました。”シルバー色”のアポロコンチョなら割と簡単に見つかる(仕入れられる)のですが、今回は”SILVER製”にこだわりましたので、外部の銀職人さんに依頼し作成して頂いています。この『ホーウィン・クロムエクセル』と『SILVER925』の組み合わせは、もはやそれだけでかっこいい究極の素材の共演だと思います。

また、ご要望にお応えして真鍮製(ゴールド色)のコンチョも新たに製作致しました。ご希望の方は備考欄に「コンチョを真鍮製に変更」などとご記載ください。

いかがでしたでしょうか。この【SILVER CONCHO】シリーズは、個性はありながらも全体的にはシンプルにまとめられており、アンティークウォッチからアップルウォッチまで、着ける時計を選ばないベルトになっていると思います。是非お手に取って頂き、愛用の時計のベルト交換・カスタムにお役立て頂ければ幸いです。

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